2007年11月09日

●【NOVA】 4000人 講師難民

4000人 講師難民 「好きで来た日本だから…」

午後8時、都内のアパート2Kの住居。破綻(はたん)した英会話学校最大手「NOVA」の外国人講師、ジェシカ・クライトンさん(23)とヒラリー・キーズさん(24)の親友同士は、床に座り込み、この日唯一の食事、インスタントめんを食べる。時折涙ぐみながら話した。「カナダの母親にはこんな生活ぶりは話せません。好きで来た日本ですから……」



先月26日の会社更生法の適用申請で、全国で4000人のNOVA外国人講師たちが職を失った。クライトンさんらはそれよりも前の先月11日、会社が借り上げたアパートからの退去を言い渡され、同20日に今の部屋へ引っ越したところだ。

全国一般労働組合東京南部では、「アパートを追われた多くの講師は、すでに難民状態」と心配する。

講師たちは通常、NOVAが法人契約したアパートに2〜3人で共同生活を送る。
大阪市内のマンションに3人で暮らす米国人のニック・シェパードさん(26)は、来日して1年半。住居費として毎月給料から一人一律5万3000円が引かれた。

現在、会社からの家賃支払いは滞納しているが、クライトンさんとは対照的に、家主の厚意で住み続けることが出来ている。「外食はやめ一食200円の自炊に切り替えた」と話す。英会話の個人レッスンでのわずかな収入が頼りだ。