2007年11月15日

●【クジラ】「日本は世界で1頭の白クジラも殺しかねない」 恐れるオーストラリア人たち

オーストラリア人は、日本の捕鯨船団が南洋での例年の捕鯨開始準備をしていると聞いて、世界で1頭の全身真っ白のザトウクジラが虐殺されるのではないかと恐れている。



「ミガル」(アボリジニの言葉で「白い友だち」の意)と名づけられた雄クジラは、1991年に初めて発見されてからオーストラリアでは有名な存在だ。ミガルは毎年、数千頭のザトウクジラと一緒に南極大陸の凍った海から暖かい南太平洋とグレートバリアリーフの浅瀬まで移動する。

そして数カ月後には雌は新たに生まれた子クジラを引き連れて、クジラたちは南極大陸に戻っていく。体長45フィート(13.7m)のミガルがオーストラリアの東海岸に沿って移動してくるのを、ホエールウォッチャーたちは熱い思いで心待ちにしているのだ。

ミガルは現代の「白鯨」として歓迎されている。(1851年のハーマン・メルビルの古典に出てくるのはマッコウクジラだが…)自然保護運動家たちは、ミガルがホエールウォッチングや漁船にとても慣れているので、日本のハンターたちに簡単に殺られてしまうのではないかと恐れている。

南半球の夏が近づいて、日本の捕鯨船団は数日内にも出港する準備をしている。
それが今日明日でもおかしくない状況だ。